@_saaaQ の白血病と諸々について

・十四歳、中学二年生の時、『急性リンパ性白血病(ALL)』を発症

・年齢が高いため、ハイリスクプロトコルで三年間の化学療法がスタート

(寛解導入療法が上手く行った為、骨髄移植は視野に入れず抗がん剤メインでの治療)

・治療自体は順調に進んだものの、1年目の大量のステロイドを投与する治療の副作用で両膝関節に『骨頭壊死』を発症

(戦犯はデカドロン&プレドニン、お前たちだ!)

・ALLではステロイドが最も大事な治療薬のため、その後も投薬を続けざる終えず、両膝骨頭の変形、痛みが強く、車椅子メインの生活となる

・その後、少しずつ両膝の痛みとうまく付き合えるようになり、高校入学後は松葉づえでの移動!

・が、しかし、今度は両肩に痛みが生じ、検査の結果、両上腕骨頭(肩関節)に壊死を確認、ものすごいスピードで骨頭部分が完全に潰れ、激痛、両肩上がらないなどの症状が続く

・膝も肩も痛みが強く、手足が使えない状態の為、車椅子の自走や松葉づえも使えず、まさに八方ふさがり……!

白血病の治療中は抗がん剤などの化学療法により免疫力がとても低下している為、外科的な処置(手術など)は難しいとの判断

・余りにも壊死が進行するため、残り一年の治療を残してステロイドの使用を断念、他の抗がん剤の切り替え治療を続ける

・その後、入退院を繰り返しながら、化学療法を続け、痛みに対してはオピオイド(モルヒネなどの医療用麻薬)を使用する

・膝の痛みはやや落ち着いてきており、変形も少ない事から、多少の歩行は可能になる

・そして、三年の化学療法が終わり、あとは肩と膝を外科的手術でというときに……!!!まさかの大腿骨頭の壊死が発覚!!!(泣き) 両手両足コンプリート!!!(泣き)

・股関節(両足の付け根の部分)に強い痛みを感じ、急いで病院に行ったところ、その他の骨頭と同じく、大腿骨頭にもに壊死を発見、変形は少ないが痛みがあり、これから日常生活で立ったり歩いたりすることで体重をかけると、変形がすすみ肩のように痛みが爆発する可能性もある為、またも絶対安静を言い渡される

 ・ちなみに、ステロイドによる骨頭壊死は同じ病気の人には程度は問わずある程度の数ある事で、股関節>膝>まれに肩、肘etcくらいな比率らしく、また、肩や肘は膝や脚に比べて体重がかからないため。壊死のみで変形が無ければ、痛みは殆どでない場合もあり、全く症状がないのに壊死がみつかる場合もあるらしい)